結婚披露宴は新郎新婦の関係者が一堂に会して食事を楽しみながら二人の結婚をお祝いをする場所です。お祝いする場にふさわしく、列席者同士も心地よく過ごせるように知っておきたいテーブルマナーをご紹介します。
・アルコールの飲み過ぎに注意する
お祝いの場であるため、アルコールが進んでしまったりお酌が多く行われる可能性があります。お酌を受ける場合、グラスを飲み干してから注いでもらうのがマナーとされていますが、ここはお祝いの場所です。酔っぱらい過ぎて、その場の空気を乱してしまう行為は新郎新婦の大切な日を台無しにしてしまうかもしれません。自分のペースを守りながら楽しむこと。また、お酌を受ける際は自分の状態を判断して無理なく受けるようにしましょう。
・カラトリーで食事中 or 終了を示す
使用中のカラトリーを「ハ」の字で置くと、食事中のサイン。ふたつ揃えて斜めに置く(イギリス式)か縦に置く(フランス式)と、お皿を下げてもOKですのサインです。進行が時間で区切られている結婚式では、列席者の食事のスピードも大切なポイントです。サービス係が列席者が席を外したタイミングでお皿の出し入れをすることがあるため、カラトリーでのサインがあるとスマートに食事が進みます。
・ナプキンの正しい使い方
見落とされがちなのがナプキンの使い方です。中座をする時は、ナプキンをたたんで椅子の上に置くか、背もたれにかけてください。下落としてしまった場合は、自分で取らずにサービス係に取り換えてもらうのが基本です。また、食事終了後のナプキンをきれいに折りたたんで置くことは「食事内容やサービスに不満があります」というサインですので気を付けましょう。